この商品について
2024年、「最後の入荷」とお知らせしていたWoolie Batt(ウーリーバット)の糸が、思いがけず再入荷です。
この度ミル(紡績工場)で出荷していない糸が見つかったとのこと、在庫すべてをムーリットに送ってくれました。
ムーリット最初の書籍「こんな糸で編んでみたい」でも、繊細で自然のままの風合いが美しいレース糸を紹介したウーリーバット。
イギリス・ヨークシャーで、イギリス古来種の羊を守る小さな牧場からフリースを買い上げ、昔ながらの紡績機で高品質な手編み糸を少量ずつていねいにつくっていました。
残念ながら糸づくりを終了してしまい、糸の入手は今回が本当に最後の機会になりそう。
貴重なレース糸で、ぜひ素敵な作品を編んで大切に使ってくださいね。
入荷した糸は6種類。いずれも、シングルプライ(単糸)のレース糸です。
★単一種の羊毛からなるクリーム~ホワイトの糸4種
「Bluefaced Leicester Cross Lambswool」
繊維が細く、しなやかさと光沢のあるブルーフェイストレスターの交配種。
大変やわらかなラムウール(子羊)の原毛を使用しています。
「Wensleydale Lustre Wool」
くりくりとした長い毛が特徴の、大きなからだのウェンズリーデール。
Lustreの名のとおり、シルキーな光沢がたのしめるレース糸です。
「Kerry Hill」
目の周りをはじめ、鼻や耳、足先などがパンダのように黒くて愛らしい羊。
みっちりとした短くやわらかな羊毛は、家具の張地の素材にも使われています。
「Masham Lambswool」
さりげない艶のある縮れ毛が特徴、マシャムのラムウール(子羊)の糸です。
やわらかさの中にも少しシャリ感のある、風合いのよい編地になります。
★ウーリーバット特別ブレンド
「Alpaca & Shetland blend Storm」
「Alpaca & Shetland blend Cream Fudge」
アルパカとシェットランドウールをブレンドした、Limited Editionの糸。
よく見ると杢のように色が混ざり合った、絶妙なカラーも魅力です。
いずれも、糸をつくる過程での油分を残したままにしてありますので、作品が完成したら身につける前にウール用洗剤で洗いをかけて仕上げてください。
その羊本来の、ふんわりとやわらかな風合いに仕上がります。きっとたのしい工程になると思います。
強めに撚りがかかっている単糸なので、輪で編むと斜行していきます。編み糸の撚りを戻しながら編んだり、ブロッキングで整えるなどお好みで調整してください。
レースパターンのショールなどには4~6号棒針くらいがおすすめです。
ウーリーバットを使用したキット「レース糸で編むバンダナ」はこちらから
作品例のムーリットオリジナルパターン「ウォルナットスカーフ」は2玉使用しました。
素材 :
「Bluefaced Leicester Cross Lambswool」「Wensleydale Lustre Wool」「Kerry Hill」「Masham Lambswool」100%ウール
「Alpaca & Shetland blend Storm」「Alpaca & Shetland blend Cream Fudge」80%アルパカ、20%ウール
重さ : 約50g
長さ : 約350m
・在庫のない商品は選択できません。
・濃い色は水濡れや摩擦、汗などにより色落ちし、ほかの衣類に色移りすることがありますのでご注意ください。
・商品画像はモニター環境などにより実際の商品の色と多少異なる場合があります。ご了承ください。
ウーリーバットを紹介した書籍「こんな糸で編んでみたい」はこちらから