この商品について
ムーリットではおなじみのソックヤーン、「アレグリア」のソックブランク(double stranded sock blank)を、マノス デル ウルグアイにつくってもらいました。
ソックブランクとは、ソックヤーン2本取りでパネル状にした編地を染めて、解きながら1本ずつソックスを編むと左右同じ色の靴下が完成する……というユニークな糸。
テキスタイル作家・佐藤千香子さんに染色してもらった作品「プラントダイドソックブランク」も、この糸を使用しています。佐藤千香子さんの染色作品はこちらから
【ソックブランクの下準備・媒染】
ミョウバンは重量の8%、酒石英は重量の4%です①ソックブランクを水に浸けて、編地に充分に水分を浸透させる
②鍋にソックブランクがひたひたになるくらいの水を入れる
③酒石英を少量の熱湯で溶かし、②の鍋に混ぜる
④ミョウバンを少量の熱湯で溶かし、②の鍋に混ぜる
⑤ソックブランクを広げて入れて火にかける
⑥60~80度で30分、徐々に火力を上げて80~90度でさらに30分加熱する(合計1時間)
⑦冷めるまでまち、水気を切ってから染色する
ミョウバン・酒石英で媒染済みのソックブランクも少量ご用意しています。
【媒染済みソックブランクの使い方】
染色前に、ぬるま湯に1時間ほどつけてから使用する
ソックブランクには、左右のソックスを1本の輪針で同時に編む「TAAT(two at a time)ソックス」のパターンをお付けしています。こちらは、糸の無駄がないようにつま先から編んでいくタイプのソックスです。
アレグリアのソックブランクは編地の終わり(糸が出ている箇所)から解くので、TAATソックスの場合は、その部分のカラーがつま先の色になります。
ソックスにこだわらず、コンパクトなマフラーやショールなどを編んでも。
染色からこだわった、オリジナルプロジェクトを実現してください。
■ソックブランク
素材:マノスデルウルグアイ「アレグリア」(スーパーウォッシュメリノウール75%、ポリアミド25%)
重さ:約100g
長さ:約405m
※媒染していないソックブランクには、1枚分の媒染剤(ミョウバン・酒石英)を一緒にお渡しします。ご活用ください
■TAAT(two at a time)ソックスパターン
仕上がり足サイズ(S,M,L):22.5cm、24cm、26cm
ゲージ:10cm×10cm=33目×46段
推奨針:2.4mm(JP1号、US1)80cm輪針
その他必要なもの:目を拾うときに使うかぎ針(必要な場合)、とじ針
シンプルなメリヤス編みのソックスです。作品例のソックスよりも長めに仕上げることができます。
お好みで総ゴム編みにしたり地模様を入れるなど、アレンジしても。
・在庫のない商品は選択できません。
・結び目のある糸があります。予めご了承ください。