編み物に欠かせないお道具、あると便利でたのしいお道具たち。
ムーリットを代表するアイテムのひとつ「輪針セット」が新しくなりました。
US1~15までを網羅した、スペシャルなセットです。
きょうは、昨年Diaryで紹介した記事をもとに、改めて輪針セットについてご紹介します。
針先とコードを組み合わせる付け替え式です
ムーリットの輪針セットは、針先とコードを編む糸や作品に合わせて組み合わせる、便利な付け替え式。
100年以上続く奈良県の編み針メーカー、近畿編針が手がける編み針ブランド「Seeknit」のSwitchシリーズをセットしています。
針先の大きさに合わせて、針先とコードをつなぐ金具のサイズが「M1.8」「M2」「M4」と3段階にわかれています。
針先は、国産竹を使った海外仕様USサイズ。日本の号数との対応表が付いています。
ていねいに磨かれた竹製の針先はすべりがよく、さまざまな素材の糸が救いやすく編みやすいのが特徴です。
▶針先とコードはねじをしめてつなげます
コードはとにかくしなやか。そして、金具との接続部分がくるくると動くので、編み物途中にコードがよじれることがありません。
輪も往復も編める「輪針」
輪針といえば「輪」に編むための道具というのが最初に浮かびます。
最近では、長いコードの輪針を使って小さな輪を筒状に編む「マジックループ」もおなじみですね。
ムーリットの「編み物はじめて教室」でも解説しています。
▶「スタンダードリブソックス」を編んでいます
通常の棒針のように往復に編むときにも使えます。
1段編み終えたら、2本棒針同様に編み地を返して次の段を編めばいいだけ。
幅のひろい編み地も目がコードに移っていくので、重みを感じにくく、針先から目が抜け落ちる心配もありません。
▶「シェットランドウールで編むレースストール」をJ&S 2ply Supreme Lace(white)で
付属の金具を使って、コードを繋げて長くすることもできます。
こだわりのムーリットオリジナルケース
輪針そのものの収納には、すこし工夫が必要かもしれません。
でも、付け替え式の輪針ならよりコンパクト。
ムーリットではリネンバードの生地を使い、輪針セットがきっちりと収まるオリジナルケースをつくっています。
編み物道具というよりは文具のようにも見える佇まい。
ファイルのようにさっとバッグに入れて出かけられるのも、便利です。
針先とコード以外にも、編み物に使う小さなお道具類もしまっておけるポケットも。
今回は、みなさまの熱い(!)ご要望にお応えして、ケースのみの販売もスタート。
お手持ちの付け替え式輪針の収納にお役立てください。
パーツの買い足しもできます
長く大切に使いたいお道具ですが、やはり針先もコードもくたびれることがあります。
近畿編針「Seeknit」のSwitchシリーズは、輪針セットに含まれている針先・コードだけでなく、さまざまな長さのコード、日本サイズの針先、付属品を個別に揃えることができます。
100㎝以上の輪針が必要、この針先がもう1セット欲しいなどなど、お好みに合わせてパーツを増やして使い勝手のよいセットにしていくこともできます。
パーツや付属品を購入の際は、接続部分のサイズ(M1.8 、M2、M4)を必ずご確認くださいね。
ムーリットスタッフも、もちろん輪針セットを愛用中(こちらは以前販売していたものです)。
使っていくうちにケースのリネン生地が馴染んできて、 愛着もひとしお。
どんなプロジェクトにも対応できる、頼れるお道具です。
編み物好きな方への贈り物にもおすすめです。
輪針セット US1~15 オリジナルケース入り
ケースサイズ : W 36cm × H 26cm (開いた時)
セット内容 :
針先14セット(US1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,10.5,11,13,15)針先の長さはUS1~10.5までは10cm、US11~15は12.5cm
コード 8本(M1.8 20cm,40cm/M2 20cm,40cm,54cm/M4 20cm,40cm,71cm)
コードジョイント 3個(M1.8,M2,M4)
輪針セット ケースのみ