ぬいぐるみ作家 金森美也子さんとムーリットがつくる「森のともだち」キット。
金森さんデザインのぬいぐるみを、ムーリットが編み物でつくる作品として再構成。
編み物好きのみなさんに楽しんでいただけるキットにしました。
これから1年を通じて、続々と「森のともだち」が登場します。
金森美也子さんとのコラボレーション
ぬいぐるみ作家 金森美也子さん×ムーリットといえば、Golf Friendsシリーズのキット「クマのドライバーヘッドカバー」のインパクトが大きいかもしれません。金森さんデザインのクマのフォルムと表情がユニーク、Golf Friendsシリーズを代表するキット作品になりました。
記憶に新しいところでは、リネンバードとつくった「着せ替えぬいぐるみ絵本 おしゃれぐまクゥクゥのたのしい一日」(小学館)に、ムーリットもニットの着せ替え作品で参加。また、2022年の金森さんの書籍「古着で作るぬいぐるみ」(産業編集センター)では、ムーリットで撮影が行われました。
▲「着せ替えぬいぐるみ絵本 おしゃれぐまクゥクゥのたのしい一日」
リネンバードHPにて、クゥクゥ制作秘話など金森さんへのインタビューも掲載しています。
こちらもぜひご覧ください(リネンバードHPに移動します)
▲「古着で作るぬいぐるみ」(産業編集センター)
2025年、金森美也子さん&ムーリットの次なるプロジェクトは「森のともだち」。
金森さんデザインの動物のぬいぐるみを、毛糸で編んでつくるキットシリーズの始動です。
はじめての「糸からつくる動物たち」
セーターやニット小物からぬいぐるみをつくることはあっても、毛糸の状態からお人形をつくるのは、金森さんにとってもはじめての試みです。
最初に金森さんに「森のともだち」のイメージイラストを描いてもらうところから企画はスタートしました。そして、ムーリットにあるたくさんのスワッチや試し編みを自由に使って、ぬいぐるみをつくってもらうことに。
スワッチといっても、千差万別。素材の違い、ゲージの違い、編み方や模様の違い、時には表裏の違いなど……ひとつひとつ吟味して、ファーストサンプルのぬいぐるみが誕生しました。
▲最初に描いてもらったイメージイラスト
▲金森美也子さん制作のファーストサンプルの一例を大公開
糸選びからパターンつくりまで
ここからは、ムーリットのがんばりどころ。
金森さんのファーストサンプルをもとに、編み物作品として成立するように知恵を絞ります。
風合いのよい毛糸をセレクトして、色を選んで、実際に手を動かしながらパターンを調整。愛らしいデザインを再現できるよう、試作を重ねていきます。
立体的なかたちは、編むことでより美しいラインが叶えられることも。
そのうえでパーツを縫いわせたり刺しゅうしたり生地をプラスしたり。
あみぐるみとぬいぐるみ、両方の作り方を取り入れて、金森さんならではのデザインを再現できるよう、工夫をしています。
それぞれの「ともだち」はさまざまな編み物テクニックを盛り込んで、小さいながらも編みごたえのある作品のキットとしてリリースしていきます。
最初のともだちを紹介します
いちばん最初の「森のともだち」は「りす」。
明るいテラコッタの毛糸をメインに、背中にはハンドニットならではのケーブル模様をあしらいました。編地の雰囲気にもこだわり、パーツごとに素材の違う毛糸をセレクトしています。
ウールのぬくもりがやさしい、手にしっくりと馴染むサイズのりすをつくってみませんか?
▲素材の風合いや編み目の方向など、たくさんのこだわりが詰まっています
「森のともだち」は1年を通じて動物たちが増えていきます。
どうぞおたのしみに